うずしおさんの疑問への回答を作ってたら長くなったのでブログにします。

日本名意識なんて話聞いたことないです。Card of the Day漁ってもそれっぽい話は見つからないですし、多分偶然だと思います。大メダルサイクルと言う状況証拠もあります。

大メダル
真珠の大メダル/Pearl Medallion
サファイアの大メダル/Sapphire Medallion
黒玉の大メダル/Jet Medallion
ルビーの大メダル/Ruby Medallion
エメラルドの大メダル/Emerald Medallion

このように対称性を意識しない訳が付いてます。ただ、テンペストと言う日本語版が出始めて1年半のエキスパンションのため、翻訳チームまで細かい情報が行っていなかった可能性もあります。
(ちなみにテンペストは、精神ドリッパーや「私は軽いけれど」などの伝説的な誤訳を数多く輩出しています)

真珠、サファイア、黒玉、ルビー、エメラルドというチョイスは各色の典型的な宝石なので、日本語で〜玉に偶然対応してもそこまで不思議はないように思います。

《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》と《オパールのモックス/Mox Opal》については、音訳と翻訳の差だと思います。ストロングホールドが1998年3月、ミラディンの傷跡が2010年10月と12年の開きがあり、この間に訳のテンプレートの整備が進んだのだと思います。
《金属モックス/Chrome Mox》は英語名からモックス系のテンプレートから外れています。(と言うよりはモックス系が特殊で、金属モックスが普通)
これはおそらく、「カードを刻印してそのカードの色を出す」という機能を合金かクロム染料に喩えたため、他のモックスとは意味合いが違ってきてるからではないかと、今思いつきました。
Chrome”と言う単語が使われているのはレギオンの《金属殻のカニ/Chromeshell Crab》が最初で、以降全て“Chrome”は「金属」と訳されています。傾向としては白銀色の金属に使われています。《金属のモックス》にならなかった理由は良く分かりません。一方の“Chromatic”は「彩色の」訳され、“Chromatic”と付くカードは5色全てを扱うカードだけです。“Chrome”と“Chromatic”は言語的には繋がりがありますが、明確に使い分けられています。