可愛い人が多すぎて本当に困ります

ブラック企業の問題は賃金でしょう?

うん?

だけで済ませても良いんですけど、まあせっかくのブログなので、突いていきます。

ブラック企業」の批判のほとんどは、「激務の割に賃金が安い」。(高ければ問題ない)

詰まるところ、ブラックかどうかは賃金の多寡に集約されるのでしょう。

うん?

すみません、またやってしまいました。ちゃんと突きます。
えっと、とりあえず自分が投稿してる場所の記事ぐらい読んだ方が良いと思いますよ?
例えばこの記事なんかは、「賃金」の話もしてますが、どちらかと言うと「激務」を問題にしているように読めます。
ブラック企業は「公表」ではなく「取締り」をするべきだ。

私もこの人寄りの意見で、労働者保護の観点からすると、賃金の多寡に関わらず許しちゃいけない激務ってあると思います。
大分昔でソース思い出せないんですが、残業代未払いだけが問題になって過労働が問題にならないのは良くない、みたいな意見も見た事あります。

で、なにより問題なのって、そんな身体ぶっ壊すような激務なのに、死ぬまで辞めないやつが多すぎってこと。
辞める奴も沢山いるけど、辞めない奴も沢山いて、そのおかげで何も状況が改善されない。
さっきの人に言わせると、辞めないと言うことは待遇に満足していると言うことになるけど、とんでもない!
日本の最高法規である「世間様の目」の前では、定職に就いていないことは許されません。例え鬱になっても過労死しても、定職は守らねばなりません。
そう言うわけで、日本の労働者には、非人間的な激務でも雇用関係を続けるインセンティブがあるので、圧倒的に雇用側が有利な市場です。つまり失敗している市場ですので、より大きな権力である行政の介入が必要なのですよ。

お分かりですか、SQLおじさん?